CHIKIらく日記

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子どもに「うるさい!」と言われるのはあなたがうるさいからです。

─子どもに「うるさい!」と言われるのはあなたがうるさいからです。─

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なにかの本にこう書かれていたのを目にしたのは

いまは20代の上の息子が赤ちゃんのときでした。

「いまはこんなカワイイのに『うるせぇ!くそばばぁ!』なんて言う日が来るのかなぁ…」

と、赤子の顔を見ながらうっすら思い描いてはいたのですが、この一文には衝撃を受けました。

 

うるさいから

「うるさい!」と言われる…。

たしかにそのとおりです。

 

わたしも、自分の母親に「うるさいなぁ!」なんて

10代のころは毎日言っていました。

だってホントにうるさかったんですもん。

 

やろうと思っていることをやれ!やれ!と言われる。

わかっていることをわかっていないだろ?的なニュアンスで言われる。

自分の努力ではどうしようもないこと(容姿とかクセとか)について指摘される。

 

母は会話のキャッチボールがしづらいひとでした(笑)。

いわゆる『毒』持ちであったので、いくら母親とはいえわたしに対して失礼きわまりない発言が多々多々多々(←ここ強調)ありましたので

「うるさい!」なんてレベルを通り越えて反抗期のバトルはそりゃあすさまじかった(と思います)。

 

なので

小学生のころから

自分の友だちの素敵なおかあさまがたを羨ましく思っていたものです。

娘(わたしの友人)から信頼されているおかあさんたちはみんな

子どもだから、という目線ではなく

ひとりの人間としてほどよい距離を保って尊重し、オトナ扱いしているようでした。

 

こんな母親であれば子どもも「うるさい!」なんて言わないわな、と小学生のわたしにも容易に想像がつきました。

 

そんな理想の母親像をずーっと胸に抱き、

やがて母になり、

冒頭の言葉に出会い…。

 

うるさくない母になろう、

とにかく

感情を先に立てず、頭ごなしに発言しないようにしよう

と決めました。

もちろん最初からうまく出来るはずもなく

「心が委縮しないようにするにはどんなふうにしたらいいんだろう、

こんなふうに言ったほうが効果あるかな、人格を傷つけないかな」

などなど

試行錯誤しながら子どもとともに学ぶ日々…。

でもそうやってあれこれ考えることは苦痛ではなく

なんだか楽しくなってきちゃって、やがて趣味と化し、

そしてそれが身について習慣となりました。

 

これは(息子たちがおとなになったいまでもそうなのです)

つねに念頭においていしまっています。

 

わたしの毒親の存在があったからこそ、ですね。

 

反抗することは悪くない

 

そんな試行錯誤の結果か、

単に息子たちの性格なのかはわかりませんが、いまのところ

まだ「うるさい!」なんて言われたことはありません。

でもね!

「うるさい!」と言われるのも別に悪いことではありません。

親子ならではです。むしろそう言えるのはシアワセなことです。

子どもは親を許す天才、と言われますし

うるさいなぁ、といいつつも親に愛されているのは伝わっています。

仲がよすぎて友達のような親子って、仲が悪いよりかはいいかもしれないけれど

それなりに弊害があると思います。お互い自立しにくい、とか。

「こんなうるさい家、はやく出たい!」と自立心が芽生えるのはイイことだと思うのです。

 

親子は友達ではありません。親は親。子は子。

なんでも極端はよくないですね。

でもぜひこれだけは。

感情的にはならず、言葉は直球にしない工夫をしてみてください。

工夫はだいじです。

結果、少しくらいまちがったっていいじゃないですか。いやむしろ間違うものですしね。

子育て中のみなさん、楽しく子育てなさってください。

親が楽しくないとね。

 

うちは…

そこまで友達みたいな仲良し、ではないですけど

居心地がいいのか2人の息子たちはいまだ居候状態です…。

 

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↑ボキャ貧だったので当時、参考にと暗誦する勢いで読み込みました(笑)。

 

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