いちご 平山和子 さく
あらすじ
苗の状態のいちごが、おいしそうな実をつけ収穫するまでが描かれています。
擬人化されたいちご側のセリフと、心待ちにしている側の対話です。
約2分。
いちごたちが語りかけます。
表紙で「いちご・ひらやまかずこ さく」と読んだら
扉絵では「いちご」と、タイトルだけを読みます。
おいしそうないちごをイメージしながら言ってみてください。
「わたしは いちごです」
「わたしも いちごです」
「わたしも いちごです」
これら3つのいちごたちのセリフを、全部同じように読んでもいいのですが、せっかくなのでそれぞれの個性をいろいろ想像してみましょう。
例えば、
「わたしは いちごですっ!」(堂々と)
「わたしも いちごです!」(ちょっと待った!わたしもいちごなんだよ!」
「わたしも…いちごです…」(あ、あの…わたしも、…です…)
といったように。
でも、あくまでいちごなので、イメージとかけ離れたドスのきいたような声にはならないように!
「いちごは どこにあるの?」
黒字で書かれたセリフは、おそらく最後のページに登場する子どものものと推察します。
なので、子どもらしく、素直な疑問形で読んでみましょう。
いちごが発する言葉は、やさしくやさしく。
子どものセリフは「驚き」とワクワクとした「期待感」をこめて。
「はい おまちどおさま。さあ どうぞ」
おかあさんが、愛情全開でおいしい手料理をふるまう感じに表現してみましょう。
「さあ どうぞ」
「さあ どうぞ」
「さあ どうぞ」
「あまいですよ。さあ どうぞ」
「さあ たべてください」
いちごたちが、「さあさあ!」と、早く食べろとせかしたように言ってみるのもアリです。でもあくまでもかわいく❤️
「おいしそうな いちご、
どうも ありがとう」
待望のいちごへの親しみや感謝の気持ちを表して。
読み方に自信がないかたは、口角をあげて、笑顔で読んでみるだけでもOKです。本当に目の前に真っ赤な甘い甘いいちごがある、と想像してみてください。甘酸っぱいにおいも感じてみてくださいね。ほら、よだれが出てきちゃいません?そこでこのセリフ。
「いただきます」
喜びを噛み締めるようにグッと小声で?
それとも、子どもらしく、嬉しさMAXで?
表現方法はひとそれぞれですが、この絵本の最後のセリフ、つまり「締め」の言葉ですので、渾身の「いただきます」でシメてください。
そうした工夫で、聴き手に「甘いいちごかな?」「ちょっと酸っぱいいちごかな?」と伝えることが出来る…かもしれません!
個人的感想
いかがでしたか?いちご好きにはたまりませんね(笑)
この絵本は、わたしの息子が通っていた幼稚園の先生が「良い絵本」として、保護者たちに紹介してくださいました。
なぜ良い絵本なのかというと、まず、絵がリアルで美しいということ。そして、いちごがどのように育つか、また、すぐには育たないのだよ、ということが学べるから、との理由でした。
子どもだけでなく、オトナが読んでも、いちごの実がだんだんと赤く色づいていく様子に引き込まれてしまいますね!
せっかくなので、さらにリアルを求めて「〇〇回、農薬を散布します」なんてところが描かれているバージョンもあれば良いのになぁ、と思いました。(笑)
↓なんかおいしそう!という見た目の理由だけで、楽天のいちご屋さんのリンクを載せておきます(笑)
[有機栽培] 熊本県産いちご 恋みのり・ひのしずく(210g×4パック)
【紅 白いちご 送料無料】[無農薬 残留農薬 0 ] ホワイトベリー 章姫【15粒入り】詰め合わせイチゴ / 白いちご / 苺 /グルメいちご館前田/ ギフト / 贈答
↓押していただけると励みになります🙇