大袈裟に おどさない!
これは、いまは成人した二人の息子たちの子育て中にやってよかった(おもしろかった、という意味)と、わたしの記憶にあるエピソードです。皆さんに「へー」と思っていただけたなら嬉しいです(笑)
おどし?
なんだか物騒なサブタイトルが付いてしまいました。
「大袈裟に おどさない」
とはどういう意味か?
例えばですね。
子どもがリビングでおもちゃを広げたまんま、片付けない。
何度言っても、なかなか片付けようとしない。
イライラしてきて、
「もう!お片付けしないなら、捨てちゃうよ!」
そうこれが、「脅し(おどし)」であります。
なんか昭和なカンジですか?令和の今でもこんなことをいう親御さんはいるのでしょうか?みなさん経験ありますか?
わたしの場合、この「捨てちゃうよ」発言するときは
本当に捨てるときです!
本当に捨てるので「おどし」にはならず、「事実」もしくは、片付けをしなかった「結果」という解釈です。
それに
片付けないなら捨てる…
なんだか、論点がズレてますよね。
子どもはビビる?
片付けないなら、捨てられてしまう…
この意味を理解した子どもは、捨てられたら困る、とビビッてその時は片付けをするかもしれません。
でも
片付けなかったとき
本当に、捨ててしまいますか?
何回かこういうことがあると
「あれ?もしかして、かあちゃんいつもああいってるけど
ホントは捨てないんじゃね?」
と、子どもは気付き、そして、親をなめはじめます!
そう。この「おどし」は、あまり効果がないばかりか、
「親って口だけだな!」と、子どもに信頼されないという弊害も生んでしまうので注意が必要です。
では、子どもにどうやって注意するのか?
いろいろな方法が考えられますが、ひとつには
「片付けないと、次に進まないよ」
というパターン。
「片付け終わったら晩御飯ね」
と言うだけです。
「おなかすいた~!」と子どもが訴えてきても
「まだ、そこが片付いてないね」
と、淡々と「事実」だけを言うのです。
また、
「大事にしないなら、〇〇ちゃんに貰ってもらおうか?きっと喜んで使ってくれるよ」
とか。もちろん、親は本気で言うのですよ。
あと先わからない子は
「うん。〇〇ちゃんにあげる!」
とか、素直に言いそうで、想像しただけで胸がいたむような(笑)
子どもはすぐに出来ない生き物。
とは言うものの、子どもはなかなかオトナの思うようには動くものではないですね。
「子どもはオトナのようにはできない」
ということを頭の片隅に置いておいてください。
愛情があればだいじょうぶ!
他にもいろんな「おどし」がありますよね。
「おやつあげないわよー!」
「遊びに行けないよー!」
などなど…。
ビシバシ(←死語?)と厳しい親御さんがいても面白いと思いますので、全部は否定はしません。そーゆー導きかたも、アリだとは思います。あとでフォローがあれば。
ゆるゆるハッピーに育てたかったわたしには、そのやり方は向いていませんでした。わたしが自分にもゆるいからです(笑)
ほんとに一度もおどさなかったのか?と問われれば、それは「全くなかった」とは言えません。覚えてないですけど。
でも、自分が脅される立場だったらイヤだなぁ、と思います。
最後に…。
片付けの例をあげましたが、
うちの息子たちはオトナになった今でも片付けは不得意です(汗)
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