昔、「森田一義アワー 笑っていいとも!」という番組内で
「美熟女コンテスト」みたいなコーナーがあって
いまでいう「美魔女」という枠はまだなく
ただバッチリメイクの一般のおばさまたちが数人登場するものであった。
タモリさんは「脂っこい!」と毎回、辟易としたうんざり顔で司会をなさり
おばさまたちは自由奔放にペラペラとマイペースでおしゃべり。
(なんでおばさまがたは歯止めがきかないのだろう?)
あるとき、ひとりのご婦人が
「きょうは息子の誕生日なの~♪」
と、きかれてもいない話を勝手にしだした。
でも
タモリさんは急に真顔になって
「あっ。おめでとうございます!」
とおっしゃった。
わたしがタモリさんに惚れた瞬間だった。
「さっきまであんなにうんざりな顔してたのに
茶化すことなくお祝いの言葉をかけるなんて!
タモリさんって常識人で愛のあるひとなんだ~!」
それまでは「イグアナの物まねが気持ち悪いひとだなぁ」くらいにしか認識していなかったのでした★
わたしはタモリさんのその行動を見て
「茶化してはいけない状況」があることを学び、現在にいたります。
【本日のコラージュ】
↑タモリさんはいいともで(電池の入っていない)マイクをご愛用だったので、マイクつながりのコラージュ(笑)
↓ポチっていただけると励みになります🙇