CHIKIらく日記

読み聞かせが10倍おもしろくなるコツと日々の雑感など。

ブラボー!ブラバー!ブラビー!

息子たちとエンターテインメントの記憶

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↑会場で「ブラボー!」と大声を出せないごご時世なので、かわりにこういったタオルなどを客席からフリフリするのです。「ブラバー!ブラビー!」の意味はずずいーっと最後のほうをお読みください↓

↓子どもたちを守りましょう!戦争反対っ!


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息子たちが子どものころ…。

月1回、「エンターテインメントの日」を決めて、コンサートやお芝居、ミュージカル、人形劇などを観にいくことにしていました。(美術館や映画館などもたまに。)

なぜ月に1回なのかというと…

定期的に行くことにしておかないと

忙しくてどうしてもついつい足が遠のいてしまう可能性があったので。

結構、チケット買ったり日程を調節したりと労力がいるので、億劫に感じてしまうとずるずると縁遠くなってしまうのよね~~…。

なので「なるべく月1回は」と決めていたわけです。お金もかかるし無理のない範囲で、でした。わたし自身も子育てや仕事に追われる中の息抜きの楽しみだったなぁ~♪

 

情操教育のために?

などと堅苦しい理由ではなく、わたし自身、観劇が趣味なので、大きな会場で、プロのアーチストたちが表現する非日常な楽しい世界をぜひ息子たちと共有したかったのです。

それと、子どもたちには芸術に理解あるひとに育って貰いたい、という目論見もありました。また、ああいう場でのマナーなども、小さいときから身に着けたほうがいいかな、とかそういうのはうっすら思っていました。

 

子どもでも鑑賞できるステージは、探せば割とみつかりますが、とくに未就学児でも入れるファミリーコンサートはありがたかったですね。

客席に子どもさんたちが多いと、少々お行儀わるくてもお互い様、な雰囲気でいられましたし(笑)

なにより、子ども向けに工夫されているので、より楽しめたと思います。

 

そこで!

現在オトナな息子たちに

「子どものときの鑑賞で、なにがいちばん印象に残ってる?」と訊いてみました。

覚えているのかなぁ…。

 

上の息子は…

「グッチ祐三さんと美輪(明宏)さん」

だそうです!

意外と子どもらしくないチョイスですね(笑)

グッチ裕三さんは子どもたちが小さい頃、テレビの子ども番組に出てらしたので馴染みもあり、一度コンサートに連れていったのです。

そう、たしかに当時、食い入るようにステージをみつめながら

「グッチさん、歌うまいね~!」と目をキラキラさせていましたっけ(笑)

 

美輪明宏さんは、毎年「音楽会」という名のコンサートをなさっていて、わたしは必ず足を運んでいたのですが、

「美輪さんが亡くなる前に、ナマの美輪さんのあのインパクトを息子たちにも感じて貰いたい…!」と思って、当時中学生だったかな?スケジュールの合った上の息子だけを連れていったのです。

美輪さんはお歌ももちろん素晴らしいし、お歌とお歌の間のトークもまた魅力で、男女間の機微だとか、政治の不満だとかを赤裸々にお話なさるのがインパクト大だったのかも知れませんが、舞台がきらびやかでとっても美しいんです✨

美輪さんのその神々しさに毎回わたしは滝のように涙するのですが、上の息子からは感想を聞いたことがなかったので、まさか印象に残ったステージが美輪さんだったとは、思ってもみませんでした!

やはり美輪さんはスゴイ存在ですね~~!

 

かわって…

下の息子が印象に残っているのは、「プーク人形劇場」だそうです。

拠点となる劇場が新宿駅からほど近い場所にあって、何度か観に行きました。

人形劇ってきくと、あやつり人形とか、手を入れて動かすパペット的なのを思い浮かべがちですが、プークの人形たちはもっと大きくて、人間も一緒になってお芝居するような感じなんです。

息子曰く

「細かい内容はもはや覚えてないけど、とにかく楽しかったという記憶が」

ということで、それはわたしも同意見。毎回、わあっ!と声があがるような大胆な演出もあり、ほんとにオトナも楽しめる人形劇団なんです。オススメですよ。いやー、なつかしいわぁ。

 

やがて…。

下の息子が中学生になると部活動で忙しくなり

月イチエンターテインメントの日は消滅してしまいましたが、小学生まではほんとにいろいろ行きました。

よしもとなどのお笑いライブなんかも行きましたよ。

劇団四季も3回くらい行ったかなーでもぜんぜん、感想に出てこなかったなーチケット、高かったのになー(心の声)

 

中には、正直、たまにしょ~もない海外のひとたちのステージもありましたねー。

「つまんなかったねー!」

「客席ガラガラだったねー!」なんてその経験もまたおもしろかったです。

 

下の息子は中学から吹奏楽部に明け暮れ、今度は演者となった息子のステージを毎週必死で追いかける、という状況が10年間ほど続き、ずいぶん楽しませてもらいました。(海外で演奏したときはさすがに行けなかったけどね。行きたかったなー)

 

息子たちとこうして話していると、割と覚えてくれているんだなぁーと、懐かしい時間となりました。

芸術は心のごはん、ですね。

付き合ってくれてありがとうね、って気持ちです。

 

 

ちなみに、今回のブログのタイトルの言葉ですが

ブラボー!は男性演者に。

ブラバー!は女性に。

ブラビー!は、男女どちらにも、

素晴らしい!感動した!というときにする掛け声です。

 

話は変わりますが

先日オペラを観に行ったとき、半数の演者さんたちがマスクしたまま歌ってらしたのでビックリしました!

でも、歌にまったく支障なく、冒頭の写真の「Bravo!」タオルを客席から精いっぱいフリフリさせていただきました。(見えたかなー?)

やっぱり、ライブはいいですね♪

コロナ明けたら「ブラボー!ブラバー!ブラビー!」と、思い切り会場で叫びたいです!

 

まあ最近は、もっぱらひとりで観に行ってます…。

 

 

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