声を「前に出す」
たとえば歌のおにいさんやおねえさん
保育士さんや幼稚園の先生ように
訓練されていてなおかつ、小さい子を意識した声色は
モンクなく、子どもたちにだけでなく
幅広い年代層に聴き分けやすいと思います。
じゃあ、まったくそんな訓練をふだんしていないひとは
子どもたちに聴きづらいのかというと
決してそんなことはありません。
低くて渋いおじさんの声なんて
なぜか子どもたちにはウケますし(笑)
自分はいい声じゃないから、とか気にすることもありません。
ただやはりそうはいっても
「ききとりにくい声」というのはあります。
それはどういった特徴の声かというと
ぼそぼそもごもご、口の中で空気が循環してるだけで
前に出てこない声、です。
「声はすれどもなに言ってんのかわかんない」って状態ですね。
「は?」って聞き返したくなるカンジの。
オトナはまだ「ああ、おそらくこういってるんだな」と
経験から理解してあげようとしますが
残念ながら子どもたちには伝わりにくいでしょう。
滑舌が悪いわけでもないのに、聞き取りにくいな~って状態。
そうなってしまう物理的な原因は
口を開けてしゃべっていない、ということも。
世の中には、口を動かすのさえ面倒だってひともいますが(笑)
相手に伝えようとするには開けたほうが親切ってもんです。
そういった人は空気を前に出す、ということを意識したほうがいいです。
ダミ声の人なんてのも、読み聞かせでは面白いと思いますが。
口の形がはっきりして、なおかつ声が前に出ていれば
ちゃんと伝わると思いますが
シリアスなものや、細かい説明調のものなどは、印象的に向かないかも知れません。
でもあきらめないで
チャレンジしてみてください~!
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