昭和世代です。
小さなころからラブリーでゆめかわなものが大好きで
ズボンをはかされたときは
「スカートでひらひらしたいのに…」
と、気分が沈み込んで一日憂鬱になったものでした。
でも当時、世の中の子ども向け商品は
女の子は赤色かピンク色、男子は青色や水色、がほとんどでさすがに
「なぜ性別で選ぶ色が制限されるのか?」
と、子どもごころに不快に思っていました。いまみたいなパステルカラーのかわいいのなんてなかったのです。
ある日、
母親がわたしの靴が小さくなってきたので買ってきてあげるよ、というので
「男子女子の色分けはおかしい!わたしも青色がいい!」
と、注文しました。
母はちゃんと青いズックを買ってきてくれました。
色は申し分なくてよかったのですが
バットとボールのイラストが描いてありました。
「青色だとこれしかなかった」と母は言いました。
バットとボールにまったく興味のなかったわたしはがっかりして
「こんなのかわいくない!」と、文句を言ったら
「ママがせっかく買ってきてくれたのに!」と父親に叱られてしまいました。
そりゃそうですよね。
でも母は「これじゃなかったのか…」とすまなそうにしていました。もうわたしは罪悪感でいっぱいでした。
(いまこれを書いているときも胸がチクチク痛い…)
でも学校にその靴を履いていくことはありませんでした。
結局、やっぱりピンク系の靴を別に買ってもらった気がする…!
いまは女の子向けでもかわいい青色や水色の商品がいっぱいあっていいですね。
わたしはホントは、紫色が大好きなんです。
紫のランドセルがよかったなぁ~!(朱色だった)
ちなみに
現在アラサーの二人の息子たちが選んだランドセルは
深緑色と紺色でした。
【本日のコラージュ】
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