「ほかの人たちはお礼の挨拶に来たのにあなただけが来なかった」
20歳くらいのとき、わたしは上のひとから言われてしまいました。(親切な苦言でしたw)
当時のわたしはまったくの世間知らずで
「挨拶に行ったほうがいいのかな?」
と、よくわからないので母に相談したところ、
「いや。いかんでいいわ」
とのアドバイスを真に受けてラクなほうを選んでしまったがための無礼でした。
母はほとんど社会になんて出たことがないひとだったので、そういったマナーなど、実は無知だったのだとその時発覚しました。
そんな母だって、贈り物をされたときはすぐに先方にお礼の電話をかけていたけどなぁ。だから母の意見を聞いて「そういうものなのか」と信じてしまった。
でもそれ以来わたしは、「お礼はすぐにやらなきゃ…」と学び
「なにごとも自分で選択して決めよう…」と誓ったのでした。
アラサー息子たちにも共有。
「お世話になったとき、お礼は3回するんだよ。
1.してもらった直後。
2.そのあと、メールやお手紙などで。
3.後日会ったときに、もういちど『あのときはありがとうございました』と。」
すると息子は
「ああ。「お礼3回」って言うよね。めんどくせーな日本人」。
いやいやいや。
これが日本人の良さでしょうが!
言われたほうは悪い気にならないんだから
ケチらないでぜひ積極的にお礼は言いましょう。
3回以上しろっていうひともいます。いや、回数じゃないのかもしれません。
ちゃんと心から感謝できていれば1回でも伝わると思います。
相手の「お礼なんていいよ…」という言葉を真に受けてもいけません。
(息子たちは単純だから鵜呑みにしそう…)
中にはホントに気にしないひとがいたとしても
「何度もお礼言ってくれて、ええ子やなぁ。」
と、印象が違ってきたりしますよね。
…などと力説すると息子は「まぁ…」と理解していたようでした。
あのねぇ。
めんどくさいから、といって省くことが出来ないこともあるのだよ。
わたしも不勉強で世間知らずなので
一般常識やマナーを息子たちにうまく伝えられてないのが申し訳ない…。
でもまあ。
恥をかいたらかいだで、それも人生経験だから、いっか。
【本日のコラージュ】
↑うちの息子はこんな様子じゃないよ(様子…w)
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