本の選び方・学校編
家庭で読み聞かせる本は、もう、なんでもあり!って感じで好きなものを好きなだけ選びません?わたしも、面白いかどうかはおいといて、ジャケ買いしたり、図書館で、「おすすめ」とあるだけで借りてきたり。でもあくまでインスピレーションの自分の好みの範囲内で、ですけど。
でも、たとえば、クラスの読み聞かせ当番(なんてあるかどうかはわかりませんが)などの時って、めっちゃ慎重に本選びをしませんか?
今回はそういったシチュエーションでの本の選びかたのオハナシ!
使える時間を把握
まず、第一に「時間」ですね。
学校などでは、朝の時間に読むとか、お昼休みに読むとか、学活や総合の時間を使わせてもらうとかで、読み聞かせ出来る時間が全然違いますので、持ち時間を把握することが一番大事なポイントです。移動や準備の時間も考慮します。ここの計算をしくじると、読んでいる最中に「キーンコーンカーンコーン♪」なんで残念な事態に!練習するときはゆっくりめに読んで、時間が余ってもいいように計算しましょう。
迷ったときはタイムリーな作品や地元の話を
本選びに迷ったときは、まず季節柄タイムリーなものを。春夏秋冬を感じさせるものや、さまざまな行事にちなんだもの。クリスマス関連なんかはたくさんあるので逆にまた選ぶのが大変かも知れませんが(笑)
オリンピックの時期なら、スポーツで偉業を成し遂げたひとの伝記、という風に。
その土地に伝わる地元ならではの昔話もいいですね。案外、調べてみるといくつかあったりするもんです。
複数冊選ぶ場合
続けて2~3冊くらい読む場合もありますよね。
楽しい本を選ぶのは簡単なのですが、一冊目 滑稽な話 二冊目 骨稽な話 三冊目 滑稽な話…ではキツイですよね!子どもの笑顔が見たいから、そういった明るい内容のものを選びたくなるのもわかります。
複数冊読むときは、わたしは必ず一冊はシリアスな作品を入れます。
シリアスなものーたとえば、病気や戦争、死を扱ったもの、などです。ちょっと躊躇しがちですが、子ども向けに書かれているものなら、意識して取り入れていきたいですね。
変わり種では、図鑑的なものを、自身の言葉で説明しながら読み聞かせている人もいました。ちょっと高度ですが、そういうのも、子どもたちは興味津々です。
組み合わせは無限にありますが、ある程度パターンを決めておくと、ラクです。
紙芝居もお忘れなく!わたしは必ずひとつは紙芝居を選びます。(わたしが大好きなので)いくつになっても紙芝居はワクワクします♪
過去と重複してないか?
ほかのひとがすでに読んでしまったものを用意してしまうのもバツが悪いですよね~。そうならないために、読み聞かせた記録はみんなで共有しましょう。
まとめ
いかがでしたか?さまざまなシチュエーションがあるので一概には言えませんが、やはり重点を置くのは「時間」です。時間がないから、と早口に読んでしまってはつまらないですよね。練習するときは、タイムを計りながら、が基本です。
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