昭和の時代…。
亡き母はクレジットカードを持ち歩かないタイプでした。母がクレジットカードを利用するときは、店頭でローン払いをする時だけ。
普段は厳重に寝室の衣装ケースの奥にカードをしまっていて、
「きょうは買い物でカードを使う予定」
というときだけ取り出していました。
「落としたりしたら危ないから」というのが理由でした。
(じゃあ母は倹約家だったのかというと、それが別段そうでもなくて、父には「湯水のようにカネを遣うなぁ!」なんて咎められていたのを聞いた記憶がありますw)
そうするものなんだ、とわたしもカードを持ち始めた頃は母に倣い、必要なときだけ携帯するようにしていましたが、不便すぎてすぐに挫折しました。
母の時代はカード利用でポイントが付く、などなかったのですから、状況も違いますよね。
カード一枚取り扱うのに慎重だった母。
いやでも、それが当たり前なのかも知れません。
いまやどうですか。
わたしなんて
ラクだから便利だからと言う安易さに踊らされて、カードを通り越してもっぱらどこでもスマホでペイペイペイ、ですよ。
母の時代と比べて、明らかにお金を扱う重みが軽くなってしまってるよなぁ…なんて思います。
【本日のコラージュ】
↑「お金があればシアワセ!」と言っていた母に「なんかちがうやろ」と、子ども心に思っていたっけ。
↓ポチっていただけると励みになります🙇