CHIKIらく日記

読み聞かせが10倍おもしろくなるコツと日々の雑感など。

泣きそうになった

宅配のお兄さん

ちょっと会話しただけなのにほっこりさせられる雰囲気のひとっていますよね。

わたしは絶対そんなタイプじゃないので、羨ましい限りなんですが…

 

現在20代の息子たちがまだ赤ちゃんだったときの話。

うちに届けてくれる宅配のおにいさん(40~50代くらい?)がそんなほっこり系で印象に残っているのです。

例えば

お米が送られてきたとき…

「〇〇(わたしの苗字)さ~ん!お米が箱の中で踊ってるよ~~!」(お米が宅配の箱の中でこぼれてザラザラ音がしていた)

 

通販で買ったベビーカーを届けてくださったとき…

「赤ちゃん生まれたのー?あらおめでとう~!全然気づかなかったー!」などなど…

 

声が大きくて明るくて、そのお兄さんがいらしたらこちらも自然と笑顔になって、もしこんなひとが身近にいたら悩みを相談したいなぁ…きっと「大丈夫!大丈夫!」なんていって励ましてくれそうだなぁ、と想像していました。

 

その後、わたしたち家族は隣町に引っ越し、宅配エリアも変わって担当は違うかたになりました。

 

でもあるとき!

驚いたことに1回だけ、引っ越したエリアの違ううちのマンションへそのお兄さんが荷物を届けてくれたことがあったのです!

いつものあの明るい元気なトーンで

 

「〇〇さん!ここに居たの~!?」

 

と声をかけてくださったのです!

うわぁ~懐かしい!という気持ちと「ここに居たの~?」とおっしゃられたことで、「われわれが引っ越したあとを気にかけてくださってたのかな」なんて思ってちょっと泣きそうになりました。

 

その日はこのエリアのドライバーさんの代わりに、たまたまうちに来てくださったとのこと。

その日だけ交代したのに、これまた、たまたまうちへの荷物があった、という偶然もうれしかったですね!

 

「ここに居たの〜?」って、なんか面白いですよね。ストレートな感情表現から「悪いひとじゃない」感が溢れているので、こちらもウルッとしてしまったのですが

あーあ。わたしもそのとき「わっ!見つかっちゃった~!」と、言い返せばよかったわ~(笑)もーそういう返しが咄嗟には出ないのよね~!

 

またまたそのあと、われわれは引っ越しをしたのでもうお会いしていません。

あのときの宅配のお兄さん…数十年たって、こんなとこでブログに書かれてるなんて、思いもしないよね(笑)お元気かなぁ。

 

出会いと別れの春に、ふと思い出したのでした。

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↑お花見に…ではなく 仕事の帰りに通りかかった千鳥ヶ淵(東京都千代田区)の満開時の桜です。うしろに見えるのは日本武道館の屋根。やっぱり、桜はライブで見たくなりますよね。ゆっくり愛でられる日が来ますように。

 

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