冒頭コショコショ作戦!?
ざわざわとした落ち着きのない状況の中で
読み聞かせを始めざるを得ないとき。
「しずかにー!」と、子どもたちを注意しないですむ
ひとつの方法があります。
それは
「冒頭コショコショ作戦」です!
どういうことかというと
しーんとなっていない状態の中、つまり
ざわざわと騒がしいまま、話しはじめるのです。それも
ささやくように、うんと小さな声で!
「………………(ぼそぼそぼそ)」
はっきり聴こえなくてもかまいません。
ん?なにか話しているぞ…?
と、まずは数名の子が気付く程度で。
このとき、お話の本編を読んでしまうのではなく、
あたりさわりのないトークがいいでしょう。
前振り、みたいなもんです。
「…それでは…みなさん…いまから…お話が始まります…。
さあ…きょうは…どんなお話かなぁ…?
たぶんこのお話は…みなさんはじめて聴くお話です…」
とかなんとかどうでもいい内容でつなぎます。
子どもたちの気をひかせる作戦です。
これで徐々に、子どもたちが注目してくれるはず…です!
とくに小学生以上には効果が高いでしょう。
実はこういった方法は、お芝居などの生の舞台でも使われる技法なんですが
まあそれは大昔のはなしで…
今の時代、そんなざわざわした芝居会場ってないと思いますが…(笑)
でも、知っておけばいろんな場所でも活用が出来そうですよね。
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