コンビニで息抜き
これは、いまは成人した二人の息子たちの子育て中にやってよかった(おもしろかった、という意味)と、わたしの記憶にあるエピソードです。皆さんに「へー」と思っていただけたなら嬉しいです(笑)
ワンオペあるある
基本、日中はワンオペ育児だったわたし。どこに行くのも、必ず子どもたちを連れて一緒に出かけねばなりませんでした。
じーじばやーばに子ども預けてきたー!と言えるママたちが羨ましく思えたもんでした。
自分が元気な時はワンオペもいいのですが、体調の悪いときには苦労しますよね。
特にタイヘンだった記憶は…
寝違えで肩が張りまくって首も回せないような状態の日、左腕に子どもを抱っこして右腕にベビーカーを畳んで満員電車に乗ったとき!
つり革や手すりに摑まることも出来ず、半泣きで必死にバランスを取り続け、汗だっくだく!さらに筋肉痛になりましたっけ(笑)
座席の前に立っていると目の前に座っておられるかたが「どうぞ」と譲ってくださるのが「悪いなぁ」と思って、譲られないようにあえてドア付近に立つのが習慣になっていました(ドМ?)
見知らぬ先輩ママたち
街や駅などで困っていると手を貸してくださったり、声をかけてくださるかたはたいてい年配のご婦人がたでした。
「わたしも経験あるから…」
と話しかけて頂くと、ワンオペなわたしにはもうそれだけでうれしくてうれしくて。今でもそのかたがたにはほんとうに感謝です♡そして現在のわたしも、それに倣(なら)って、そのとき自分が助けられた恩返し、ならぬ「恩送り」をしてしまいます。言い方を換えれば「お節介」なんですけどね(笑)
当時、仕事先など、どうしても子どもを連れて行けないときは、家にサポート(ベビーシッターさん)のかたに来てもらっていました。そのときのベビーシッターさんたちにも、本当に感謝ばかりで、今でも足を向けて寝られません…!!
深夜のコンビニ
そんな子育ての続くある深夜…。
オットが帰ってきたので、子守りを任せて近くのコンビニ(ファミリーマート)にひとりで買い物に行ったとき
パァあああっ…
と、晴れた気持ちになって…自分でビックリしました…!
そのとき初めて
「わたし、疲れてたんだ!」
と認識したのです!
そのお店に、特別なにかあったわけではありません。ただ買い物に行っただけなんです。イートイン出来るスペースもありませんでしたので、ゆっくり腰かけてコーヒー飲んで休んだ、ということでもありません。ほんとに、ごくごく普通のコンビニにひとりで買い物に行った…たったそれだけのことです。
毎日、朝から晩まで、カワイイ我が子とは言え自分の思いどおりにはならない生物に付き合い、自覚はなかったけれど、精神的にストレスでいっぱいいっぱいだったのでしょう。
15分だけなのに
ほんの15分ほどでも子育てから解放されてひとりになれたとき、たましいが
「ふぁあああっ!」
と、伸びをしたのを感じたのでした…!
それ以後、疲れたという自覚がなくても、夜中に(昼間ではなく夜中、というところがポイント!)ひとりでコンビニに行ってみよう、と意識的に思うようになり、ささやかな楽しみが増えたのでした。
「え~?そんなことで⁉」
と、思われるかた、気持ちはわかります。わたし自身がそう思いました(笑)
豪華なレストランでお食事…お気になアーチストのコンサート…いろいろな息抜きの仕方もありますが、深夜のコンビニ、盲点でしょ?やってみたいかたはぜひ。
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