「ちきちゃんでもそんなことあるんだ~…。」
意外そうな感情を込められて義理の母に言われたことがある。
「そんなこと」とはどんなことかと言うと…。
↓
ある深夜
自宅にいてお財布を失くしていることに気が付いた。
免許証もクレジットカードも入っていたので
とりあえずカードを止めてもらった。
心当たりがあるとしたら
夕方に買い物に出かけたスーパー。
深夜なのでスーパーは閉まっていたが
その日、買い物したあとスーパーの駐輪場で自転車を倒してしまったので
カゴに入れてあったエコバッグからお財布は転げ落ちたのだ、と推測し駐輪場に。
倒した現場がちょうど側溝の上だったのでフタも「よっこらせ」と持ち上げて溝の中ものぞいてみた。
フタのスキマに入ってしまうような小さなお財布ではないのに
すっかり冷静さを欠いていて。
とにかく考えつく限りのお財布のありかを念入りに舐めるように探しまわった。
でも見つからなかったので
その足で警察署に行き、遺失届けを出して帰宅。
次の日、ダメ元でスーパーに行ってサービスカウンターで訊ねてみると
「サッカー台に置きっぱなしになっていましたよ」
と、店員さんが教えてくださり、保管してくださっていた!
中身はすべて無事だった。購入した品を袋づめするときに台の上に無意識に置いてしまったんだろう。(あぶねー!)
「午後に警察にもっていくところでした」
お手数かけてすみません…。ありがたい。
すぐに警察署に再び行って「お財布みつかりましたので届けを取り消します!」
と報告すると
「よかったですねぇ!」
とその場に居た複数人の警察官がにっこにこの笑顔で声をかけてくれて
なんかうれしくなった。
…というエピソードを、オットの実家で長々と披露し終わったとき
義母が冒頭の言葉をのたまわれたのだ。
どうやらわたしって
「しっかりしてる」というイメージを持たれていたらしい…。
だからそんなわたしがお財布を落とすなんてことがあるのか、と驚かれたようで…。
しっかりしているように見えていたのだとしたら…。
お義母さん、それはハッタリなんです。…すみません。
【本日のコラージュ】
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