世界平和を願ったら半笑いされました
以前、「CHIKIさんの持ち物って、花柄ばっかですね!」と30代前半くらいの男性から指摘されたことがあります。
その言い方に「ぷっ。いい歳して」というニュアンスが含まれていた、と察してください(笑)
かわいらしいものは大好きなんですが、さすがにラブリー過ぎるものに手を出す勇気はありません。上の写真のような花柄は「ギリセーフでしょう」、と思っているので長年愛用しています。
そんなわたしも一時、シンプルなもの、カジュアルな無難なものを選んでいた時代があるのです。もともとかわいらしいパステルカラーやオレンジ、ピンクといった暖色系が大好きだったのですが、あるとき、「もうオトナなんだから、オトナっぽくシフトチェンジしたほうがイイのかも…。」と、服装もそんなに好きでもないのに、そのときどきのトレンドものを着てみたり。それまでのは、もう自分には似合わないんだからやめよう、と自分に言い聞かせ。
でも、美輪明宏さんがよく
「軍隊の制服を迷彩柄じゃなくて、ピンクや花柄にすれば戦う気なんてなくなって平和になりますよ」とおっしゃっているのを聞いて、ほう。平和になるんだったら、身の廻りのものもそうしよう、と単純に感化され、じゃあやっぱり今までのかわいい系でいいんじゃん!むしろ、どんどんそういった明るいものを身に着けよう!と開眼したのです。
シックな色もすてきですが、たしかに、暗い色より、明るい色のほうが気分も違いますよね!以後、服も雑貨もパっと明るい色を意識して選んでいます。いわゆる「ばあさんになっても、かわいいものを身に着けたい派」です。周りからとがめられるから、といった理由で好きなものをガマンしたくないですよね。
…さて、先の30代男性。
そういったいきさつをすっとばして、「そう。花柄ばかりなのは世界平和のためだから」と、結論だけを伝えると、半笑いで言いました。
「いや僕なら、世界よりまずは自分のことだな!」
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