おたくのお子さん、本好きですか?
読み聞かせをしていたおかげで、子どもが本好きになった、なんて話をよく耳にします。うちの子はそうではありませんでした。
読み聞かせしていた子は学力が高そう?うちの子は該当しないです!(笑)
わたしは二人の息子に、生まれる前から、または生まれた直後からずっと、学年が上がるにつれ、回数こそ減っていきましたが、それでも下の子が中学一年くらいまでたっぷり読み聞かせをしてきました。
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町の図書館で、一度に借りられる限度冊めいっぱいに借りてきて、ほとんど毎日のように読み聞かせをしてきました。もちろん、本人たちも「読み聞かせはもういいよ」なんてことは一度もなく、楽しんでいる様子でした。まあ、わたしが音読が好きだから読み聞かせをしたいってだけなんですけど。
でもねえ、なんでなんですかねぇ。息子たちは本好きにはなりませんでしたねえ。
まず、活字というものを読まない!読むのはせいぜい図鑑かゲームの攻略本くらい。物語を読むとか週刊誌を読むとか、まったくないのです。本好きな人間に育てようなんて目標を持っていたわけではないですが、そりゃ、読まないより、読んでもらいたいですよね。
小学生新聞を取っていたのに、全く読む気配がない。中の漫画すら興味がない様子。なのでわたしは、トイレに置いていたりしました。しかしそれでも読んだ気配がない!そこで、トイレの壁に、新聞をピンでとめて貼ってみました。
ページを開いて貼っていたので、さすがにそれは目に留まったようで、読んでいたみたいですが、じゃあ、ほかのページも読んでみよう!なんて発想にはならなかったようで…。
読み聞かせのしすぎで、本は読んでもらうもの、なんて勘違いしたんでしょうか…。
でも。読み聞かせって気持ちが安定しますよね。あのなんとも言えない、空気を共有しあっている感。そう、呼吸が一緒になってくるような一体感。だからでしょうか?うちの息子たちは、情緒だけは安定していました。最近の子って、反抗期がないというのもよく聞きますが、まさにそう。おだやか~に育ちましたから、育てやすかったですね。
その副作用で、兄弟も仲が良く居心地がいいのか、なかなか家を出て行きません💧
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