意外と知らない?効果的な読み聞かせの流れ。
読み聞かせ経験値がベテランレベルのかたで
もう独特のスタイルを持っているひとの中には
その佇まいだけでその場の空気を作れて
子どもたちのハートをあっというまにガッチリつかむ!
なんてかたもいらっしゃいますが
今回はそーゆー高度な話ではなく
一般的な読み聞かせの流れです。
以下の方法さえ出来ていればどんなひとでも
安定した読み聞かせができること間違いなし!です。
(子どもたちは、聴く態勢が整っていてスタンバイOKの状態とします。)
●「今から読み聞かせをします」
「今から絵本を読みます」などと宣言します。
このときタイトルはまだ言いません。
本や紙芝居の全容もまだあまり見えないほうがいいです。
●ゆっくりと表紙を子どもたちに向けます。
子どもたちの呼吸を観察します。
「あ!知ってる!」とか
「〇〇〇?」とタイトルを口に出したりする子がいたりするので
タイトルを読むのはまだ待って!
そういった私語をスルーしつつ、ある程度それらが落ち着いて
静まったところを見計らい
ここでようやくゆっくりと、ゆっっくりとタイトルを読み上げます。
以前にも書きましたが、つかみの部分ですね!
●タイトルと作者名、画家名、訳者名など
表紙に書かれているとおりに読みます。
●一ページめくって中にもタイトルがあればタイトルだけを もういちどさらっと読みます。
●読んでいる途中で 子どもがまた何か思ったことを口にだしてきても無視して読み続けます。
●最後のページまで読んだら静かに後ろのページを閉じます。
裏表紙もきちんと見せることをお忘れなく!
裏と表が一枚の絵つづきになっている場合、ありますよね?
その場合は表紙と裏表紙も一緒に見えるように、パカっと広げて見せてあげます。
説明はいりません。無言で。
●二呼吸くらい裏表紙を見せたら「おしまい!」と言って、終わりです!
あれ?子どもたちの反応がイマイチ…面白くなかったのかな?
と、反応が薄いと不安になったりもしますが
子どもは真剣になるとわりと固まってしまいますので
そこはあまり気にしないで、堂々と、ドヤ顔で「おしまい!」と幕引きをしましょう。
「どうだった?」と感想を求めたりしないで
「では、きょうのお話はこれでおしまいです。
また次回を楽しみにしていてください!」
などと、余韻を大切にしたいので
本の内容とは全く違うことをいって終わりにしましょう!
以上のポイントを抑えておけば
きっと、子どもたちの印象に残る、グッドな読み聞かせができることでしょう!
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