CHIKIらく日記

読み聞かせが10倍おもしろくなるコツと日々の雑感など。

頭ごなしに言うよりも…。

「ええやんええやん」

 

下の息子(20代前半。同居)は

何かとそう言ってくれる。

ちなみに関西人などではない。

 

わたしの行動にあやうい部分があっても、まずは

「ええやん」

「やるやん」

と言ってくれる。

 

そのあとで「そこはもうちょっとこうだよ」とアドバイスしてくれる。

もしこれが頭ごなしにいきなり

「そこはそうじゃない!」

なんて言われていたら

気分はまったくちがうだろう。

 

さいしょに「ええやん」「やるやん」とほめてくれるから

その後のアドバイスもすんなり気分よく聞き入れられる。

息子に操られているだけかも知れないけど

それはそれで大した才能だなぁ、と感心する。

 

オトナのわたしでも認めてもらうことがうれしいのだから

子どもだってそうだろうな。

いや、

だれだって

認められれば心が安心する。反発する気が起きない。

なにより相手に心腹してしまうので

素直にアドバイスに耳を傾けられる。

 

たとえ間違った行動していたとしても

「あなたはそうしたかったんだね」

と、いったん受け入れてもらえたら

頭ごなしになにか言われるのとは、まるで気分がちがうし

そのあとの仕事の状況もちがうと思う。

 

なのでわたしもそこを意識して会話している。

もう息子二人ともオトナだけれども。

「人格を認める」って大事なことなんじゃないかな、と思う。

 

やっぱり認められないって

悲しいしツライし苦しいもんね。

 

わたしは「ああそうなんだ~」ってハナシを聞いてくれる家庭環境に育ってなくて

その認められない苦しさ辛さは高校生時代に爆発していた。

良いとか悪いとか、ではなく

そんな親にでも育ててもらった感謝の念は持っているけれど

認めてもらえないから

心の底から叫んだ。たましいから叫んだ。

それがわたしの「反抗」で

年がら年中、反抗期であった。

 

それでもやっぱり心底腐らなかったのは

根底にある親の愛をわかっていたからだけど。

高校生活中、爆発したことでなんとか生きてこられたが

その副産物として

「はやく親から自立したい!」

なんて願望も芽生えることができたので

一長一短ではあると思う。

 

でもやっぱり

笑い声が絶えない空間のほうがイイ。

それだけでシアワセ。

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↑わたし以外の家族はお花に興味がないので、リビングが殺風景にならないようにと意識して飾っている。

↓そんな愛する息子達を戦争に行かせたくありません!


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