やったもん勝ち。
楽しんだもん勝ち。
といった言葉に嫌悪感を覚えます。
勝ちってだれと勝負してるのか。
そうじゃなかったら負けになるのか。
と、それらの言葉の裏にどんな意識が隠されているのか気になります。
わかりますよ。
やっとかないと損。
楽しまないと損。
という気持ちになること。
でもそこにばっかりに重点を置いて、こうじゃないとダメなんだ!
という思考になってしまうと
どんな手を使ってでも。
他人に迷惑かけてでも。
といった手段にならないでしょうか。
世の中のニュース記事を見ていると
「どうしてそんなことに?」
と思ってしまう事案がホントに多い。
自分の目的のためなら、他人の気持ちなんかどうでもいい!
という意識が根底にあるがために起きてしまったようなことばかりな気がするのは、わたしの気のせいでしょうか?
若い息子たちに言っている。
「この世は楽園なんかじゃないんだよ。
苦しいことも辛いこともあって当たり前。
楽園だと思っていると躓いたとき
『なんで⁉どうして自分だけが!』
なんて無駄に苦しんでしまうかもしれない。
はっきり言ってこの世は地獄なんだから
苦難も困難もあるのが当たり前。
だいじなのは、そんなときどうやって自分で工夫して乗り越えるか、ということ。
そのためにひとは生まれてきている」
みたいなことを。
ああ。文章にすると説教くせー!(笑)
うまく言葉にできないけれど、察して…。
まあ息子たちには
「んなこたわかってるよ」
と、いなされてしまうのですが。
人生に勝ち負けはないのです。
↑新宿の歩道脇でど根性ドクダミ発見!排水溝のフタです。
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