父の葬儀やお骨上げが終わったらすぐ
父の書斎に入り、荷物を整理することに。
↑基本的には几帳面なひとでした。
本好きだったのですが
それほどの量はなく、これならすぐに片づけられそうだと思いました。
どうやら
91歳の昨年まで政治関係やらなんやら、難しそうな本を買っていた形跡があって、
ほんとに全部読んだのかは定かではありませんが、
堅物だった父らしいなぁ、と思いましたが
(一冊だけ、お色気本があって、笑ってしまいましたが、昔からそういう類の本や写真は、特段隠したりしないひとでした。)
新しいのは古本屋さんやメルカリで売れるかなぁ、と整理しながら考えていたのですが
なんと!
ほとんどの本に父のサインがしてありました!
どういう事かというと…。
奥付のあたりのページの隅っこに、父の手書きで小さくイニシャル、または苗字の判子が押されているのです!
譲渡しづら~~💦
無記入の本はたった5冊だけでした。
モノを大事にする昭和ひと桁生まれあるあるかも知れないですが
自分が購入したものには
買った日付を書き込んだり、名前を書いたり…。
家具類や家電にもマーキングを怠らない父でありました。
傘や、カメラ本体、その細かい部品にまで、名前や住所の記入がありました。
父の人柄を偲びながらの作業。
ほんとに、92年の人生、完走おつかれさまでした。
父の日によせて。
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