自分のかもしだす雰囲気って?
ある幼稚園でのこと。
その年配の先生(女性)は子どもたちには優しい先生なのですが
先生たちや保護者、つまり対大人には厳しいところがあって
周りの人たちは一歩も二歩も引いてその先生を敬い従っている様子でした。
(そうです。いわゆるちょっとこわいイメージ)
しっかりと理念があって
子どもたちのためにはオトナが変わらなければ!と情熱に燃えているカンジ。
その先生が
読み聞かせをしている場面を拝見する機会がありました。
先生がすっと本を出すと一気に空気が「凜」としたカンジに!
「いまから お話が始まるんだから静かにききなさい」と
声に出していないのに
雰囲気だけで子どもたちを黙らせたのです!
いえきっと、子どもたちはもう慣れているので
静かにしなければいけないことを理解しているのでしょう。
でもそういったこととは別に
ほかの要素として
その先生が醸し出す空気?オーラ?
ほかの人にはマネのできない独特な、「なにか」を感じました。
わたしには決して出せない雰囲気なので羨ましく思えました。
なんなんでしょうあれは。ベテランの経験値、といったところでしょうか。
キリっとしたひとは
キリッとした空気に。
か弱いひとは
か弱い空気に。
そのままでいいのです。
無理に作ることはありません。
作ろうとしても作れない隠そうとしても隠せない
そのひとなりの味があるわけです。
でもたいていそれは自分では気づきにくいものです。
なので気にすることもないのですが
他人に自分の読み聞かせを聴いてもらう機会があるなら
恥ずかしがらないで
「わたしってどんな雰囲気かな?」と勇気を出して訊いてみましょう。
録音して自分できいてみたとして
「雰囲気」はなかなか自分ではわかりません。
ちなみにわたしの場合は意外にも「やさしい雰囲気」だと言われます!
そういうつもりで読んでるわけでもないんですけどね~!
複数人で読み聞かせに参加すると
そういった発見があるのが面白いですね!
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