子どもに「後日談」を訊いてみる。
ふたりの息子
我が家の二人の息子たちはもう20代。(同居なう!)。
どっぷりとゆとり教育にちゃぷちゃぷ浸かった結果…。
いま、どんなオトナになったかというと…。
ひと言で言えば「穏やか」ですかね。
小さいころから、わーっと甘えてくることもないし、キーっと癇癪おこすこともなく。クラスの中で、やんちゃかそうでないか、で分けると、そうでないグループでしょう。
親子喧嘩もしたことないです。最近の若いもんにありがちなタイプですね。良い悪いはおいといて「ともだち親子」って感覚に近いかも。
兄弟仲もよくて、同じバイト先に二人で勤めたり、今でも毎日きゃっきゃ遊んでます(精神年齢は小学生レベル!)。
彼らを見ていると、人生楽しそうでいいなぁ、と羨ましく思えます。
他人からみたらゆるゆるで、もっと必死に生きろ!と言われそうな二人(笑)
そんな彼らが小さいときのことを思い出して、「あんなことあったなぁ!」と振り返ってみたいと思います。
おしゃべりは忍耐の時間?
子どもが小さいときって、ほんとにたわいのない話をするじゃないですか。
「あしたお当番なの。どきどきするなぁ~」
「このお菓子、○○くんとこにもあった!」
「ボールがバーン!ってなって、うわー!ってなった!」
などなど…。
とくに、うちの下の息子はおしゃべりさんだったので(現在進行形)、だらだらだらだらお話されて、なんのこっちゃかわからなくなることもしょっちゅう。
こっちがなにかしているときは、そこまで真剣にきいてられないときありません?疲れているときなんて、正直、苦痛にすら感じます。もうひたすら聞き流して耐え忍びました。(失礼!)
わたしは子どもに「うるさい!」とか「ちょっと静かにして!」は、ゼッタイ言わないと決めていました。それって言われたら傷つくじゃないですか。
でも神様じゃないんだからさすがに毎回真剣には聴いてあげられません!そんなときはもうこっちも、テキトーに「うん。うん。へぇ。」なんて、相槌を打ってしまいますが、まったく内容を理解できてないことも(笑)だってわけわかんないんだもの~!
でも、あとで「悪いことしちゃったな」と罪悪感が残ることがありました…。
おかあさんはちゃんと聴いているよアピール!
そこで、後日、
「あのときのあのはなしは、どうなったの?」
と、きいてあげて、いかにも
「ほ~ら、おかあさんはちゃんとあなたの話をきいてるのよ」アピールをします!笑笑
子どもは目をキラキラさせて、後日談を聴かせてくれます。
でもこれ、もし逆の立場なら、わたしだって嬉しくなると思います。
わたしが子どものとき、親に「どうなったの?」なんて訊かれたりしたら、「ああ、わたしの話、覚えてくれてたんだ!」と、それだけで親に対する信頼感は増していたでしょう!(うちの母はまったく聞き上手じゃなかった笑)
子どもが育つ魔法の言葉 (PHP文庫) [ ドロシー・ロー・ノルト ] 価格:607円 |
マニュアル本が大好きで、子育てに関する本もたっくさん読み漁りました笑笑マニュアル人間なんです。
↑そのうちのお気に入りの一冊が上の子どもが育つ魔法の言葉 [ ドロシー・ロー・ノルト ]でした。
まあ、魔法はないけれど、たいへん参考になりました。その中のひとつ、
「認めてあげれば、子どもは、自分が好きになる」
「あのはなしはどうなったの?」と訊いてあげることも、認めていることになりますよね。おしゃべりの中で、たとえ間違った見解であったとしても、いったん
「へぇ、あなたはそう思うんだね」
と肯定してあげることって大事です。ほんの些細なことですが、そのひと言で、ガラッと人生が変わってしまう可能性だってあると思います。
わたしは子どもとの接し方なんてわからなかったので、すっごく、子育て本に頼りましたね。実験的、なんて言ったら語弊があるかも知れませんが
「本にあったからこうやってみたらどうだろう?」
なんて楽しみながら(面白がりながら)子育てしていました。
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