遺品整理で改心
わたしはかつて
お片付け苦手なひとでした。
↑当時のリビング。床やソファーにモノを置きまくっても平気でした。
昔のわたしは
「またいつか使うんだから仕舞わなくてもいいでしょ」
のポリシーの持ち主で
出したら出しっぱなしが基本で生きていました(笑)
それが
今から7年くらい前。
あるきっかけで
「これではあかん!」
と、お片付けの神が降りてきたのでした。
そのきっかけというのは…
7年前、母が亡くなって実家で遺品整理をしたときのこと。(父は健在)
「意外と片付いてるな~」
と、整理作業を進めていたのですが、
納戸から
ぎっちぎちになにかが詰まった衣装ケースが
複数出てきたのです!
そのぎっちぎち衣装ケースを開けてみると…
・「粗品」と書かれているビニールに入ったまんまの未使用タオルの山。
・未使用の半襟(着物の)がどっさり。
・大量の和装小物がごちゃごちゃ。
・パジャマが上下セットで40着!
などなど…
それらを発見するたびにわたしは
「うわぁ~~!」
という驚きと母に対する「なんでこんなに溜めておくの!」という
非難の入り混じった声をあげていました。
↑亡き母のパジャマの山!左にちらっと見えているのが、未使用タオルの山。どちらも衣装ケースにパンパンに入っていたので、同居の家族は誰もこんなにあるとは認識していませんでした。
状況から推察すると
おそらくそれらは
「とりあえず、ここに入れとこ」
と、片付けをしたつもりのものが
長年積み重ねられた結果のことだと思われます。
ありがちですよね。
まあとりあえず
入れとこか
というモノは
そう頻繁に使用するものじゃないので
たまに見直しする必要がありますよね。
活用されないモノたちももったいないし
場所も取られてるのでスペースももったいないです。
そして
目につかないので存在をすっかり忘れてしまい
または
引っ張り出すのがめんどくさ
となって
同じようなものを再び買ってしまったりするのです。(経験)
…そんな母のおかげで…
わたしが死んだときは
家族にこんなめんどくさい思いはさせたくない!
と
わたしの中にお片付けの神が降臨したのでした!
そのときに参考にさせていただいたのが
サロネーゼで整理収納アドバイザーの
ミセス美香さんの美的シリーズ本!
ミセス美香の美的ハウスキーピングすてきな収納・家事Lesson
当時、本の帯に「どこを開けても美しい♡」と書かれていたように、
ただ整理整頓するのではなく
開けて「すてき!」と
うっとりするような収納のワザがたくさん掲載されていて
「そっか!片付けるのが楽しくなる状況に持っていけばいいんだ!」
と、目からウロコがぽろぽろぽろぽろ落ちました。
あ、朝の9時に人を呼べる状態!?
当時のわたしにはすっごく衝撃的で
そんなこと想像したことすらありませんでした!
それくらいうちの部屋はきちゃなかったのです。
やっぱり、お片付けが苦手なひとって
どうやったらいいのか、根本的な解決策がわかっていないのです。
参考書や助けがないとできないものなのです!
でも
美香さんの本の中ではどのようにモノを整理していけばいいのかや
美しく見せるコツなど、わかりやすく解説してくださってるので、
不器用ながらもわたしは忠実に忠実に
朝の9時に人が呼べるような部屋を目指して実践していきました。
ミセス美香さんは現在、YouTubeでもご活躍中。
で、
改心した直後のafterの写真がこちら
↓
↓
うん…まあまあ…か(笑)
やだ~なんか必死感が出てますね~!
朝の9時…はさすがに人を呼びませんけど(笑)
でもそれ以前の「出しっぱ」時代にくらべれば
誰かがとつぜんうちに訪ねてきても
パニックにはならない程度には
片付けられるようになりました。
あれから7年。
マンションだと、
消防点検だの排水溝掃除だのと
定期的に業者さんが部屋に入ってくる機会がありますが
いまではもうそんなの
余裕でお招きできます(たぶん)
でも
片付けに
終りはありませんね。
まだまだ頑張ります…!
↓ミセス美香さんの本はどれもわたしのお片付けのバイブルとなっています♪
ミセス美香の美的ハウスキーピング2 物の持ち方&収納 徹底Lesson
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