幼稚園のママさんたちと
↑東京の桜、もうちょっとかな…!
今はもうないのですが、幼稚園のママさんたちで読み聞かせサークルを立ち上げたときのオハナシ。
当時、メンバーにパパさんはいませんでした。ママたちだけで十数名。ほとんどのひとたちが、人前で読み聞かせをするのが初めてでした。
月に何回か、平日の午前中にお部屋を借りてみんなで集まり、わいわい楽しく活動していました。読み聞かせ、というより、ひとつのお話をみんなで役柄を決めて披露する、どちらかというと実験的ではありましたが「ラジオドラマ」っぽい形態でした。
インスタント大作戦!?
会が始まってすぐに、メンバーからひとつのある提案が。
どういうものかというと、
とにかく、最初から「コツ」だけを教えてくれ、と。何度も練習するよりも、どうすれば上手くできるのかを教えてくれれば、手っ取り早くて時短になるから!というインスタントな考え!
そんなんで面白いのかな~?と疑問に思ったのですが、この提案にほかのメンバーたちも賛同なさったわけです。
これが子どもたち主体のサークルなら、「自分で考え、工夫するんだよ」となるところですが、まあ、オトナなんだし、ママさんたちはお忙しくてじっくり練習する時間もないでしょうからたしかに、演技や読み方のポイントを教えればスムーズに進むかなと。
わたしも理論や深読みなどの指導をすっとばし、インスタントに「こうやればいいのよ!」と要点をストレートに伝えることに。
ところが…
そんなにうまくは行きません。初心者のかたばかり、というのと、こちらの教え方がヘタっていう条件も相まって(笑)どーいうわけか滑稽な状態になったりして、毎回、練習中はみんなで大笑いでした。楽しかったなぁ~!
そもそもは保護者達のためのサークル活動の一環だったのですが、みなさん、「子どもたちを楽しませたい!」との思いで心はひとつ!基本的な練習も嫌がらず、熱心にやってくれました。
ママたちのいい思い出に
内容は、民話や、言葉あそびなど。みんなでアイデアを出し合って大いに盛り上がりました!
そして本番ではみなさん初心者とは思えない堂々っぷりで舞台に立ち、みごとに観客をぽかんとさせたのでした笑笑!
みんなすっごくやり切った感と満っ面の笑顔でした!
機会を与えてくれた幼稚園にも協力してくれた保護者のみなさんにも、ホントに感謝ですね~!
今でもそのときのメンバーとお茶することはありますが、当時の思い出話は…一切出てきません!なんだ?封印したいのか?忘れたい過去なのか?(笑)
ちなみに上達のために、本番中はもちろん、リハーサルや練習中もカメラを回していました。もちろん動画です。でもこれはあんまり意味がなかったです。なぜなら、ママさんたちは、あまり自分たちの姿を進んで「見よう」とは思わなかったからです!(笑)
…たぶん、今でも、見たくないなぁ~!
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