わたしは自分の子どもたちには
・他人に危害を加える
・他人の物を壊す
・命にかかわるような危険な行動をする
これ以外ならなにをしてもいい
という子育て方針でした。(概ねネ)
いまはもう廃園になってしまったのだけど
上の息子が通った幼稚園も同じような方針でした。
例えば
机の上に乗っかって遊んでも
オトナは、大ケガしない程度の軽いケガならしてもまあしゃーないな、くらいの気持ちで見守るだけ。
幼稚園では、子どもたちが階段の上からマットで滑り下りる、なんて技を披露すると、先生がたも
「わースゴイね!先生にもやらせて!」と
一緒になって滑ってたりしてました(実際に参観日に目撃しました)。
意外と、ケガなんかしないもんです。
テープ類も、好きなだけ引っ張り出して無限に遊べる幼稚園でした。
「そんなことをして勿体ないじゃないですか!」と
抗議する保護者には、「そこは子どもたちが自然と気付くようになるのものです。自分で気が付くまでやらせます」と説明されました。
さぞかし子どもたちには楽しい幼稚園だったでしょうね!
だからといって「躾」がない野放し状態などではありません。
お弁当の時間に机に乗る子がいたらそれはちゃんと「お食事中はだめ」と注意していたと思いますし「次は○○の時間」と、集団行動もありました。
うちでも
4箱分のティッシュをわ~っと全部引っ張りだして遊んだりもしました。
もちろん引っ張りだしたティッシュは紙袋などに片付けてちゃんと使いきりましたよ。
(ティッシュってすんごい埃を発生するんですね…。呼吸器が弱いひとにはこの遊びはオススメしません。)
リビングダイニングに小麦粉をバラ撒かれたときはさすがに「めんどくせーな…」と思いましたが、でも面白がって写真撮ったりしましたわ(笑)
これらの「ばら撒き遊び」は
不思議と、1回やったらもう2度とやりませんでした。
気がすんだのでしょうか?
後片付けが大変だな、と学習したのかもしれません。
際限なく遊びたいだけ遊ぶ経験を未就学前にたっぷりしておくと
小学生に上がったときには、幼い行動は「もうガキっぽいな」とやらなくなるとかなんとか。情緒も安定するとか、きいたことがありますね。
子どもっぽい遊びは子どものうちにやらせておけば、大きくなっておバカな行動はしないのでは…との期待もあります。
「自由」をはき違えていただきたくないのですが「自由」とは「ルール無視」や「甘やかす」ことではありません。親として言いたいことは言って来ましたし、制約もありましたよ。
そこは人並に気をつけていたつもりではあります。
あくまで、「遊びの中ではなるべく制限しない」ということです。
そんな自由な子ども時代を過ごし
いま20代となった息子たち。
どんなオトナになったかというと…。
すんごい優秀な成績を収め…ということでもありません(笑)
ただ
今でもマイペースで、仕事をしながらも目標を持って楽しそうに生きています。
そして…
いいのか悪いのかは別として、子どものように無邪気なところをいまだに持っています。(男子あるあるなのかな?)
⇩ぽちっていただけると励みになります🙇