令和5年5月。
92歳で今世を卒業した実家の父を弔ってまいりました。
ビールもたばこも大好きで健康が自慢だった父が
珍しく体調を崩し入院。
それからゆっくりゆっくり、カラダの自由がきかなくなっていきました。
最期の日。
病院から引っ越した老人ホームでお風呂に入れていただいた日、呼吸が荒くなり、
深夜、職員が気が付いたときにはもう…。
という旅立ちかたでした。
死因は「老衰」だそうです。
生前、「死ぬのはぜんぜん怖くない!」と言っていたそうだし
亡くなる1週間前に面会したときに、わたしが
「なに考えてんの?」ときくと首を横に振りながら
「何も考えてない」
「なにか悩み事はある?」
「なにもない」
と、また首を横に振っていましたので
最期にあれしたい、これしたい、とか
モンクも希望もなぁんにもなく
すんっ…!
と、「次のステージに行ってくるわ」みたいに潔く旅立った感じでした。
正直、父は丈夫だったので100歳まで生きると思っていたので
92歳はちょっと意外でした。
あの時こうしていれば…
こうだったら…
と、たられば思考も少しありますが
ひとの一生って
こんなもんなんだなぁ、と思っています。
お疲れさま、と何度も声をかけました。
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