MRIを撮るはなし
小雨降る肌寒い秋のある日。
脳のMRIを撮るために、東京都内の大学病院を訪れました。
わたしにとっては初めての体験だったので
そのときの印象を書いておこうと思います。
そもそもなぜ脳のMRIを撮ることになったのか、からお話しますと…。
事の始まりは2020年の12月。
ひだりのむねがちりちりすることが多くなって不安になり、乳腺科でマンモグラフィを受けたのでした。
↓詳しくはこちら。
↑このとき人生3回目のマンモグラフィ。
過去に1度、めっちゃ痛い経験をしたため覚悟して行ったマンモグラフィですが、この日はぜ~んぜん痛くなくてヨカッタです。
結果、マンモグラフィではなにも悪いものはなかったのですが、
エコーでは「乳腺がひらいている」とのことだったので血液検査されました。
↑過去のブログにも書きましたが、血液検査では「プロラクチン 」の数値が高い、との結果でした。
プロラクチンとは乳汁をつくるホルモン。
ゆえに、母乳を与えてもいない現在のわたしの乳腺が「開いている」だのそのホルモンの「数値が高い」だのは、ふつうじゃないね、おかしいね、という診断になったわけですね。自覚症状としては、ときどきちりちりするくらいで、乳汁が滲み出てくるなどといった現象はありません。
なんでも脳下垂体に腫瘍があると、プロラクチンがたくさん分泌されるそうなので、だから「脳のMRI検査を」となったわけです。
…で、
乳腺科で「大学病院の脳神経外科へいくように」と言われ、紹介状も書いていただいたのですが、
このときのマンモグラフィの結果がよかったこともあったのと
2020年のコロナ禍で、あまり人混みや病院に行きたくないなぁ、という気持ちから、呑気に放置していました。
悪いものでないとわかったら、ちりちりも気にならなくなりましたし(笑)
ところが!
思いがけないことが起きました。
ことし(2021年)の9月のある日。
食事中、食べ物がひっかかってむせて、激しく咳き込んだんです。
これ相っっ当苦しかったんですよ!
そしたら!
両胸の乳腺のある範囲が
びりびりびりびりっ!って!
「いたたたたたたたたたたっ!」ってなったんですよ!
もうこれまでに経験したことがないすっごい痛み!
たとえて言うなら…
授乳時代に、おっぱいがカンカンに張って、いたたたってなるあれの
10倍くらいの痛さ!
咳き込んで乳腺が痛い⁉
そんなことあってあります!?いや~…焦った。なんなんだあれ!
もー、むせすぎて涙ポロポロでましたよ。
咳き込むのがおさまったら、いたたた…も全くなくなったのですが
「ああ…これはそろそろ、脳外科いけよ」ってことなのかも知れないな…と
ようやく重い腰をあげたのでした。
つづきは次回…。
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