CHIKIらく日記

読み聞かせが10倍おもしろくなるコツと日々の雑感など。

読み聞かせ上達のコツ「数字」が出てきた場合の注意。

数字はゆっくり読むのがミソ!

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 セリフの中に「数字」が出てきた場合の

「ひとつ上の読み聞かせ」的ポイント!

 たとえば、次のようなセリフがあったとしましょう。

「そうじゃなぁ。あれは30年くらい前…」

 このときに「30」という数字が出てきますね。

 

この「30」をサラッと読んではいけません!

 

なぜなら、信ぴょう性に欠けてしまうからです。

「あれは…30…年くらい前…」

と、「…」を挟むように、間をあけて読むと、よりリアルです。

 

どういうことか?

 

日常の数字が出てくるシチュエーションを思い浮かべてみたください。

街でバッタリ、何年かぶりで友達に会った場合…

「わー!ひさしぶり!5年…ぶりくらい?6年だっけ?」

まあこんな感じになりますよね?

なのに

「わー!ひさしぶり!6年2か月ぶりね!」

突然のことなのにサラッと具体的な数字がすっぱり出てくるって

ありえなくないですか?

これはよっぽどの記憶力の持ち主で、なおかつ暗算の速いひと、ですよね?

 

でも、日常、そんなことは不自然なのです。

 

ほかにも、

「きのこ狩りで、何本とったかな?40本くらいかな」

といった場合もそうです。

「40…本…くらいかな」

と、頭の中で数えながらになるので

数字をパッと言えないことのほうが、真実味がありますよね。

だから

 

数字をさらっと出してしまうとインチキくさくなってしまいます!

 

数字を読むさいには、頭の中で計算しながら読むとリアルです。

ただし!

この法則があてはまらないシチュエーションもあります。

もう何度も答えている場合は、もちろんサラッと数字が出てもおかしくはありませんし

子どもが自分の年齢を訊かれて答えるときなどは、

「えー…6…さい」

なんて溜めて言ったら、それは深い意味を持ってしまって

ストーリーが変わってしまいます!(笑)

「6さいです」

と、子どもは自分の年齢は即答するものです。

オトナならありえますが、子どもは自分の歳を間違えませんので

そこは逆にリアルではなくなってしまいます。

 

と、いうパターンもありますが、ぜひ「数字」のセリフが出たときは

試してみてください。

 

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